家づくりでは、「住まい手+施工者+設計事務所」の3者が関わってきます。
このうち、設計事務所の仕事は
①住む方の要望を聞き、それに応える提案を示す
②提案が形になるよう、設計図書を作成する
③施工者が提示する見積書のチェック、調整を行う
④工事が設計図書通りに進むよう、施工者との打ち合わせ、現場での確認を行う
上に示したようなことが挙げられます。
全て重要な業務ですが、特に入念に行っているのが「設計図書の作成」「施工者との打ち合わせ、現場での確認」です。
私達の造る家は、常に唯一の家であることを目指しているため、その都度ディテールを変えることもあります。
そして家づくりには、多くの職人、業者が関わります。
その全ての方に的確に設計者の意図を汲み取ってもらい、間違いのない施工をお願いするためには膨大な枚数の設計図書を作成する必要があります。
また、設計図に示した情報が問題なく施工に反映されるよう、事前に充分な打ち合わせを行っていきます。
工事が始まれば、現場では各々の工事が着々と進んでいきます。
工事がスムーズに行われるためにも、施工者と密に連絡を取り合い現場の状況を把握しておくことは設計事務所としての大事な仕事だと考えます。