倉掛のいえ-2

日本画家のご主人と、洋裁のお仕事をされる奥様。

新たに暮らす家には、考えることに適した静かな空間と、作業性と、好きなものに囲まれて過ごす心落ち着く居場所を求められました。

 

ご家族が希望したのは、「仕事」と「家族の時間」の境界を曖昧にし、両方に自由に入り込めることのできる空間作り。

 

ご主人のアトリエは住まいの中に組み込まれ、明るさ、動線など作業に求められる要素を組み込んだうえで、更にリビングに面した小窓、住まいと一続きになったデッキ、住まいの2階から出入り出来るロフトなどを設けました。

大きな窓からは四季折々の風景が見え、窓辺に腰掛けて眺めているとデッキ越しにお子様が顔を覗かせることも。

またお子様がロフトに下りてきて、同じように絵を描き始めたりと、ここは親子にとってのアトリエとなりました。

 

奥様の仕事場は2階の子供室に隣接した場所。

お子様が過ごす気配を感じながら仕事をしたいという奥様の希望でした。

子供部屋と仕事場とはロフトで繋がっていて、声をかければ別々の部屋にいても会話ができる仕切りのない空間です。

 

「仕事」と「家族の時間」を分けるのではなく、二つをうまく溶け込ませることで、それぞれの時間を更に楽しめるような家づくりとなりました。

 

 

■建物概要■

所在地 :茨城県つくば市

 

【規模】

階数  :(住居)2階建 (アトリエ・倉庫)平屋建

延床面積:  170.21㎡(51.50坪)

 

【外部仕上げ】

屋根 :ガルバリウム鋼板 竪平葺き 1/10勾配

外壁 :ガルバリウム鋼板 小波板張り

   :スギ板張り

 

【内部仕上げ】

床  :パイン無垢フローリング t15mm エゴマ油塗装

   :サワラ板(アトリエ)

壁  :ビニルクロス

   :Jカラー塗装(アトリエ)

天井 :ビニルクロス

   :Jカラー塗装(アトリエ)